高校の国語便覧を高校時代よりも重宝している

漢文の勉強で大いに役立ったのが、高校時代に使用していた国語便覧でした。 国語便覧には漢文の基本的な読み方や主要な句法が載っており、 ここに載っている基礎知識だけでもセンターの漢文は十分カバーできました。

古文についても文語文法や重要古語など基礎知識が載っており、 これも十分な範囲をカバーしていると思うのですが、私の勉強が足りませんでした。

古文漢文だけでなく、文章の書き方なども載っており、 アウトプットの練習をしている身としては参考になることばかりです。

他にも語句の説明だったり、短歌・俳句や漢詩だったり、文学史だったり、 古典や近代文学を読むにあたっての時代背景だったりと、 国語便覧の魅力的な点がたくさんあるのですが、長くなりそうなので割愛します。

学生よりもむしろ大人になってからの方が国語便覧の素晴らしさを実感しております。

さて、そんな国語便覧にも不便に思う点があります。 それはサイズが大きく重量もそれなりにあって持ち歩きに不便だということです。 もっとも、学習用教材なので授業で参照することを想定して作成されているのであり、 電車内など机のない環境でパラパラ読むこと想定して作られていないのは当然のことと言えます。
電子書籍版があれば持ち運びやすいのですが、見つかりませんでした。 電子書籍版欲しいなあ。